私が大阪を離れているこの日、
冨士屋家で最年長のロロが天国に旅立ちました。
私が生まれる前から元気におしゃべりをしていたロロ。
だから、近くに居て当然、おはようの返事をしてくれて当然。
これからも、ずーーっと一緒にいてくれるものだと思っていた。
いや、本当は数年前から少しずつ体力が落ちているのを知っていた。
だからそうあって欲しいと願っていたのかもしれない。
思い返してみると、あの時に死んでいてもおかしくない、
そんな日がこの1年に何回もありました。
でもロロはその都度、フラフラに落鳥しそうになりながらも懸命に止まり木にしがみつき生きてくれました。
目が白くなり失明を心配したときも、白くなった目が奇跡的に復活をして私たちを驚かせてくれました。
そしてあの時も、あの時も、あの時も…
本当によくがんばった。
すごかったよ、ロロ
最後は、予定していた旅行に出れるよう私たちを元気に見送ったあと、その次の日に実家の母の手の中で、安らかに、眠るように、スー… っと
息を引き取ったそうです。
しっかり朝ごはんを食べたあとに(笑)
留守をする時間が長い共働きのわが家。
ロロを一人ぼっちにさせるのがいつも申し訳ないと思っていた。
でも最後は一人ではなく、ブラジルから連れ帰った母の手に包まれ旅立てて本当に良かったと思う。
普段の生活リズムから考えると、誰かに看取られ最後を迎えれたことは奇跡としか言いようがない。
きっと、この日、この瞬間をロロは待っていたのかな。
そう思えるほど天晴れな旅立ちでした。
しばらくは不安になってカゴに戻って来ているんかもしれんけどもうカゴに戻らなくてもいいんやで。
怖いことがあったら、自慢のキレイな羽で飛んで逃げたらいいんやから。
好きな場所に移動して、おいしいものをお腹いっぱい食べて、太陽の光をいっぱい浴びて、おしゃべりや歌を思いっきり楽しんで。
またすぐに逢えるよ。
でも、ここで一区切り。
本当に今までありがとう。
楽しかったよ。
じゃあ、またね!!
【関連リンク】
→ パナマボウシインコ。名前はロロ
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