先日みりんの在庫を訪ねられ、FUjiYAは酒類販売許可をとってないので取り扱いのできる「みりん風」を紹介すると「本みりん」しか使わないとの事。本物志向なのは良いのだけれど、「風」と言うだけでニセモノっぽく見られるふしがあるので、今日はFUjiYAで扱っているみりんについてまとめてみました。
みりんには大きくわけて3つのグループがある。
Contents
・本みりん
もち米・米麹・アルコール →熟成発酵
アルコール分 8~15度
酒税がかかり酒類販売免許がなければ販売できない。
・みりん風 調味料
ブドウ糖や水あめ等の糖類・米・米麹・うまみ調味料・香料を調合
アルコール分 1度未満
酒税がかからないので販売するのに酒類販売免許は必要なし
本みりんよりも安価
・みりん風 発酵調味料
もち米・米麹・アルコール →熟成発酵 →食塩を加える
アルコール分 8~15度
本みりんと同じ熟成させて作る発酵調味料。
アルコールも含んでいるが、塩を加えて飲用扱いではないので酒税がかからず、本みりんより安価。
FUjiYAのみりんは3番目の【みりん風 発酵調味料】
有機もち米・有機米・有機米麹・食塩
有機栽培米100%使用の、有機みりん風です。
酒税がかからないようわずかな塩分が入っていますが、そもそも多くの料理には塩は使われているのでほとんどの人は気にならないレベル。それよりも日々の調理に使う調味料なので、調理の時にちょっと気を使うだけで質の高いものが税金分安くなるというのはとても魅力的(-_-)-☆
何が本物で、何がニセモノか、人それぞれの価値観や基準があるので何とも言えませんが、毎日の食事に気軽に使うなら、私は本みりんでなくても良いのかなぁと思うのですが…。
FUjiYAのみりん風は、そんなお客さまに選んでいただきたい、こだわりの逸品です( ^^)/☆
コメントを残す