今朝、小さいカタツムリをつぶした時の感触がまだ指先に残っています。
プチッ!とした、何ともいえないあの感触…
3週間前にインスタで紹介した白菜が、激しく虫にやられています。
犯人は小さなカタツムリ。今年の秋は雨が多く、蒸し暑い日がいつまでも続いているのでカタツムリが大量発生しているようです。まだ幼く柔らかい白菜の苗は害虫に狙われやすく、無農薬での白菜作りが難しいとされる1番の理由が害虫だと言われています。
今年は白菜ダメかもしれないなぁ…と話をしながら、藤原さんがカタツムリを指先でつぶしていきます。虫を払い退けるだけでは増えていく一方なのでダメだと言うので、私もカタツムリをつぶします。で〜んでん、むーし虫、かーたつむり〜♪と、子供のころに歌っていたカタツムリを、まさか大人になって指先でつぶすとは思ってもみませんでしたが、誰かがこの作業をしなければ、今年の冬は無農薬の白菜が食べれないと思うと、自然に私もカタツムリをつぶしていました…
鶏や豚、牛のような食肉を扱う業種だけでなく、野菜の生産現場でも私たち街の人間が知らないだけで、人にとって都合の良くないたくさんの命を消していく作業を(しかも薬ではなく1つ1つ手で命を奪う作業を)農家さんに頼っているんだなぁと、深く重く考えさせられます。
安心できる無農薬や自然栽培の野菜を求め、オーガニックなマルシェやカフェで健康的でおしゃれなライフスタイルを楽しめる街の住人。その一方で、そんな私たちの見えないところで決して気持ちが良いとは言えない作業も、日々当然のようにしてくれている農家さんたち。私はそんな街のオーガニックを支えてくれている農家さんを心からリスペクトし感謝しています。
いつもいつも有難うございます<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
プチッ!
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