口腔ケアでいつまでも美味しい野菜を

3年ほど前からでしょうか？

3ヶ月に１回くらいのペースで、近くの歯医者に通っています。

虫歯で困っていて…とかではなく、歯のクリーニングと口腔ケア健診をしてもらっています。

小中学生の３人に1人、30歳以上の成人の３人に1人がなっていると言われている歯周病。

歯周病は日本人の死因で上位の【がん】【心疾患】【脳血管疾患】【肺炎】の隠れた原因とされ、心疾患で亡くなった５千人以上の患者の90％から口腔内細菌が見つかり、心筋梗塞の患者の動脈から歯周病菌が出てくるなど、最近の研究で歯周病との因果関係も明らかになってきています。

年齢が50を超えると歯肉も下がり、できた隙間に食べカスが残ってそこから虫歯や歯周病になりやすくなるという事なので、普段のケアをしっかりとしつつ、定期的にプロに歯のクリーニングと健診をお願いしています。

口に病気があると、口が臭くなる、腫れて出血する、歯が抜け落ちる、食事ができなくなり栄養が思うように摂れなくなるなど、生活の質（QOL)が著しく低下するだけでなく、先に書いたような重大な病気の原因にもなります。

がんや心疾患を完全に予防することは難しいですが、原因の１つを潰すことができるのであれば、しかも死亡原因上位になっている複数の病気の予防になるのであれば、口腔ケアをしない手はありません。

60歳、70歳、そのもっと先まで、自分の歯でおいしく野菜やお肉、お魚を食べる事ができたら何て素晴らしいことでしょう。

無農薬やオーガニック、自然野菜などの栄養たっぷりの野菜を、いつまでも自分の歯でしっかり噛んで食べれるよう、日々のオーラルケアと3ヶ月毎の定期検診はこれからも続けていきたいと思います。