衝動買いをしてしまいました…
「大江戸牡丹」
純国産の線香花火です。
食品だけでなく、線香花火も今は中国産がほとんどで、2億本の輸入に対して国産が3千本と、価格戦争で負けに負けて絶滅寸前までになった国産の線香花火。一時は国内生産が途絶える寸前まで追い込まれました。このままでは300年の伝統と技術が失われるという危機感から、この「大江戸牡丹」が作られました。
線香花火は着火から玉が落ちるまで4段階に変化(牡丹、松葉、柳、散り菊 )します。1本に使う火薬の量(約0.1g)と配合を間違うときれいに火花が飛ばない、火薬を包む和紙の力が弱いと火玉がすぐに落ちるなど、シンプルだからこそ誤魔化しが効かない、線香花火には高度な職人技が求められます。
また、火花の風合いをよくするために花火の素材を本来2〜3年熟成をさせるそうですが、安い輸入ものは熟成なんか待たずに出荷される(味噌や醤油などの発酵食品と同じですね)ので、線香花火に昔ほどの風情がなくなったと言われるようになりました。
この大江戸牡丹は純国産にこだわり、日本の職人が日本の素材を使い、江戸から続く日本の技術で1本1本丹精こめて作っています。職人が作る火花は大きく半径30㎝にもなり、着火から燃え尽きるまでの「起・承・転・結」が美しく変化する、輸入ものにはない、日本の伝統文化を残したいという作り手の思いが詰まった線香花火です。
こんな事を聞いたら思わず買ってしまいますよね(^_^;
短い時間の中に4つの表情を見せ、儚く消えていく線香花火。
若干ですが販売分も仕入れています。
興味のある方は店主に声をかけてください。( ^^)/☆
純国産の線香花火「大江戸牡丹」
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