災害時の電話

やらない善よりやる偽善
熊本の大西市長がTwitterで、市役所への支援に関する問い合わせの電話を控えてほしいと呼びかけていたことが、話題になっています。
多忙極まる市役所に、何かできないか?何をすれば良いか?の悪意ない善意の問い合わせが殺到していて、物資の搬送をしなければいけない職員まで電話の対応に追われ、本来の職務が滞る状況になっているようです。
災害時の電話と言えば、私も阪神淡路大震災の時にこんな経験しました…

平成7年1月17日5時46分。
幸い私はその時、奈良の橿原市にいたので、直接の災害は受けずに済みました。
しかし、それを知らない友人や知人、会社の関係者から安否確認の電話が相次ぎ、当時は今ほど携帯のバッテリー性能は良くなかったのでアッという間にバッテリーが無くなり、大切な連絡に使えなくなったのを今でも覚えています。
誰が悪いわけではないんです。
みんな私を心配をして電話してくれたんです。
きっと熊本市への電話もそう。
ただ、善意で何かしようとしたことが、裏目に出たことは間違いなく、
善意だから仕方ないよね、と終わらせるには、熊本の件に関しては済まないと思います。
物資の輸送という最優先にしなければいけない業務が滞っているのですから…
ネット上では「やらない善よりやる偽善」「自分が正しいと思ったらすぐに行動に移す」といった、まずは行動しようよ!という風潮を強く感じますが(言わんとする所もわかりますが)、行動するよりもまず第一に相手のことを考え、相手先の状況をイメージし、タイミングによっては何もしない「やらない善」でも良いのかな、特に現場が混乱しているときはそれが最善になるのかなと、過去の経験から私はそう思います。
ちなみに…
私は災害時の携帯への連絡はできるだけしないようにして、メッセージがあれば伝言ダイヤルを使うよう家族内で決めています。もし相手が何かの状況で携帯が命綱になっているような時に、無駄にバッテリーを使わせるような事はしたくないと考えています。
早く何かしたい、自分の気持ちを伝えたい、安否を確認してホッとしたい、という気持ちもわかりますが、災害の時は自分の気持ちは少し置いて、まず相手の状況をイメージしてから行動する、というのが大切なんだなと改めて思った、今回の熊本市長のツイートでした。

やらない善よりやる偽善

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