以前から宗教的な理由でベジタリアンが多いと言われる台湾ですが、最近は健康志向の高まりも手伝い、素食(菜食)が大きな広がりをみせています。
そんな背景から台湾では、自然食品やオーガニック食品を扱うお店がたくさんあり、大阪市とほぼ面積や人口が同じ台北市だけでも、ナント100店舗以上!の、オーガニック専門店があります。大阪にはその半数の50店あるかないか…という感じなので、この点だけでもオーガニックの広がりの違いが良くわかります。
それにしても日本とのこの差は何なんでしょうか?
日本のオーガニックは高いと言われますが値段の問題なのでしょうか??
私が訪問した台北市にある専門店のオーガニック(有機)野菜の価格ですが、画像の小松菜やパクチー、空芯菜や小ぶりのブロッコリーが200〜250円ほど、奥に見える800gほどの大きめのカリフラワーが600円前後でした。しっかりとした朝食が100円〜200円で食べられる台湾の物価から考えると決して安くはありません。というか、日本の物価で考えると、牛丼1杯(380円ほど)や、モーニングサービス(全国平均388円)と、小松菜やその他の葉物が同じ価格帯なので、日々の食卓で扱う食材としてはかなり高級な部類になります。
家で料理を作る機会が少ない、朝から家族で外食をするという外食文化の台湾で、この価格帯の野菜が売れ、それを扱う専門店が増えているのはただただスゴイなぁと…。
一体どのような人が高価な有機野菜を買って、調理をすることが少ない台湾の家庭でどのようにして食べられているのでしょうか?
とても興味があるので引き続き調べていきたいと思います(^_−)−☆
それにしても…
少しでも値段が上がると、まっ先に「高い!」と吊し上げられる日本の野菜(オーガニックに限らず)ですが、食に求めるものが日本とその他の国では根本的に違っているのではないか??なんてことを、今回台湾のオーガニック事情を知ることで思ったり思わなかったり…( ゚-゚)トオイメ
ベジでオーガニックな台湾
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