大阪市の南側、店主が生まれ育った住吉区の子供たちが毎年楽しみにしている夏のイベントといえば、1つは8月1日のPLの花火。そしてもう1つはPL花火の前に開催されるすみよっさんの夜店。
PLの花火は打ち上げをする富田林まではかなり距離がありますが、それでも打ち上げが始まるとここ住吉区でも、ドンッ!ドンッ!という地響きのような音が聞こえ、大和川まで出れば綺麗な花火が見れるので、子供の頃はいつもより早く夕食を済ませ、みんなで花火を見に行ってました(今の子供はどうなのかな?w)
そんな楽しい夏のイベントですが、今年はコロナの影響で、かなり早い段階の4月にPLの花火が中止を発表をし、住吉祭りの夜店も中止を発表しています。
今年は梅雨明けも遅く今のところ「夏」という感じではないですが、PLの花火やすみよっさんのお祭りも無くなれば、いよいよ季節感もなくなり寂しいですね…
で、今回、お祭りのことで住吉大社のホームページを見ていると、以外と知らない住吉大社の『へぇ〜!!』をいくつか見つけたので、ここにメモとして残しておきます。最近、観光のお客さんが増えて来てるようですが、すみよっさんってスゴイ神社!みたいですよ(^。^)
住吉大社は日本全国に約600社ある住吉神社の総本社。
「住吉神社」「住吉社」「住吉大明神大社」など、時代により呼び名を変えてきた社名。今の「住吉大社」になっがのは昭和21年と以外と最近のようです。
約3万坪ある住吉大社の境内には国宝に指定されている本殿4棟に、住吉にゆかりのある小さな神社が27社があり、海の神様、船や飛行機の安全を守る神様、縁結びの神様、商売発達・家内安全の神様、種を司る(資金調達 子宝祈願)神様、収穫・集金の神様、美容・芸能の神様、祓の神様など、大規模ショッピングモールではありませんが、すみよっさんに行けば、世間一般にある一通りの悩みやお願いを聞いていただける、悩み多い現代人に嬉しい神様の総合総社。
昔話で有名な「一寸法師」は住吉の神様の申し子
子供に恵まれない老夫婦が、住吉の神様にお願いをし授かったのが一寸法師。言わば一寸法師はすみよっさんの申し子であり、住吉大社が物語の発祥の地。
九州薩摩(鹿児島)の名門、島津家のはじまりは住吉大社
丹後局は源頼朝の子を身ごもりますが、これを知った頼朝の正室(北条政子)に妬まれ、殺されそうになりながら落ち延びたのが住吉の地。無数の狐火に導かれ住吉大社にたどり着き、雨の降る夜にちかくにあった大石を抱いて男児を出産。その男児が、薩摩藩島津氏の始祖となる島津忠久。そして、この出産の時に丹後局が抱いたという大石「誕生石」は島津氏発祥の地とされ、現在は住吉大社の安産祈願のスポットとして信仰が続いています。
今はコロナの影響でそうでもないですが、少し前までは観光バスも入ってお伊勢さんのように観光地化してきた住吉大社。住吉祭の夜店は今年中止ですが、遠くへgotoできないこの時期、ガイドブックを片手に地元の神社をゆっくりまわってみるのもいいかもしれませんね(^_−)−☆
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