今日は朝から爽やかな良い天気になっているここ大阪長居。暑くもなく寒くもない過ごしやすい1日となっています(^^)
いつもブログで「ここ大阪長居」と書いていますが、知っていそうで意外と知らないのが地元のこと。ということで、今日は地元「長居」について書いてみます…
「長居」という地名は、明治27年(1894)に堀・前堀・寺岡の3村が統合されて長居村としてに誕生しました。今は残っていませんが大御池という池の別称「長居池」からとったとされています。この地域は古来より米麦の生産や、菜種や大根、綿の栽培が盛んで、木津や天満の市場に出荷された農産物が、大阪の台所を潤していました。
長居といえば今では大阪国際女子マラソンの舞台として、また、セレッソ大阪のホームスタジアムのある長居公園が全国的にも有名ですが、戦時中は、防空陣地や不足している食料を生産する畑として、戦後は行き詰まった財源を確保するため、競馬場、競輪場などが設けられ、大阪の復興に役立てられました。今日の写真はちょうどその頃のもので、左下の白く四角いのが長居小学校です。学校の左横を南北に続くあびこ筋はまだありません。
長居公園に設けられた大阪競馬場は昭和34年に、次にできた大阪中央競輪場は昭和37年に廃止され、その後、本格的な都市公園として整備されましたが、スポーツと自然が共有する総合公園としての今の長居公園が誕生したのはそれからまだ数年後で、私が生まれたのがちょうどその頃です。幼稚園のころに遊びにいった公園の木が、まだ小さかったのを憶えています( ゚-゚)
ちょっと調べるだけで知らないことがいっぱい出てくる生まれ育った街の歴史。
有機野菜や無農薬の産地直送されるオーガニックな野菜を販売しながら、地元のこんな話もお客さんとできればいいなと思います。
短く書くつもりがつい長くなってしまいました(^◇^;)
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