
昨日、近畿・中国・東海地方が梅雨入りしました。少し遅めの梅雨入りでしたが、今朝は早速の大雨。嵐のような天気の中、仕入れで岸和田の畑に向かったものの、着いてみれば雨はそれほどでもなく、拍子抜け。
ここ岸和田の畑では、毎年6月に田植えが行われます。田んぼは水が張られ、苗も準備済み。雨が落ち着けば、そろそろ田植え作業が始まるのでしょう。
最近、お米の話題がニュースを賑わせていますが、ほとんどが価格の話ばかり。「安くなる」「高止まりしている」と議論されますが、田植えの時期を知らない人も多い気がします。私たちの主食なのに、その背景にある農家の努力や季節の営みは意外と知られていません。
お米ができるまでには、田植えから草取り、水の管理、収穫まで多くの手間がかかります。梅雨は田んぼに水を確保する大切な時期。農家さんは天気と相談しながら作業を進めます。ご飯一粒にそんな苦労が詰まっていると思うと、ありがたみが増します。
今回の「米騒動」をきっかけに、価格だけでなく、お米がどう育つのか、どんな人たちが関わっているのかにも興味を持ってほしいです。ちょっとした小さな関心がお米への感謝を深めてくれるはず。
今日は1日 雨の予報。
新鮮な野菜をお客さんに持って帰っていただければ良いのですが…
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