NODA・MAPって皆さんご存知ですか??
作家で演出家、役者でもある野田秀樹さんが設立した企画制作会社で、劇団の枠にとらわれず公演ごとに俳優やスタッフを集め、作品をプロデュース公演する演劇プロデュース集団。
と〜っても有名なんだそうですが…恥かしながら私は知りませんでした(-。-;)
秋の休日、そんなNODA・MAPの最新公演『Q:A Night At The Kabuki』を観てきました。
野田作品の特徴の1つに「リメイク」があり、古典作品に新しい命を吹き込み、独創的でスペクタルな舞台を創造するとありましたが(何も知らなかったので予習しましたww)今回のQもまさにそんな感じ。
ロックバンドのクイーンから『アルバム「オペラ座の夜(A Night At The Opera)」の世界観を舞台にできないか?』というオファーを受け、ウィリアム・シェイクスピア不朽の名作、「ロミオとジュリエット」の禁断の恋の物語をベースに、12世期の日本、源氏と平氏の争いに移し替え、舞台冒頭は歌舞伎「俊寛」の名シーンから始まるという、なんとも奇想天外で独創的すぎる世界観を、松たか子、上川隆也、広瀬すず、竹中直人が個性豊かに演じます。
いろんな要素がミックスされすぎて観るまでは想像もつかなかった野田ワールド。ごちゃっとして演劇好きだけが楽しめるマニアックな舞台かと思っていましたが、これがなんとも複雑な要素が気持ちよく自然にまとまって、三谷作品とも違った笑いも随所に入り、非常に楽しい、もう1度観たい!と思わせるさすがの野田作品でした。
収穫の秋、食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋…
皆さんは今年の秋どのように楽しまれていますか?(^。^)
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