平成31年4月1日、午前11時41分。
お客さまと一緒に新元号の発表を見ていました。
『令和』
発表の前に見た新元号を予想するランキングでは、安永、安久、永光、永和などが上がっていましたが、やはり学識者が決めたという元号には、深みがあるというか品格を感じるというか、シロウトがすぐに思いつくような薄っぺらいものにならなくてホント良かったと、お客さまとLIVE動画を見ながら話していました。
思い起こせば当時官房長官をしていた小渕さんが『平成』を発表したその日、私は実家の近くの生協でアルバイトをしていました。その頃の私は、オーガニックや無農薬、安心・安全な食品とか、そんな事はまったく興味もなく、ただただ年末年始の繁忙期でバイト料が’良かったという、自分のため、金稼ぎのために生協で汗を流していました。
あれから30年。そんな私がまさか新元号『令和』の発表も、オーガニックな野菜を販売する食品の現場でお客さまと見ることになるとは、この業界との不思議な縁を感じます。
さすがにオーガニックな商品を扱う店の店主をしている今は、30年前のようにオーガニックなんかどーでも良い!とは思っていませんが、それでも、安心してお買い物していただける環境があればオーガニックだけにこだわらなくても良くいのでは?そうなれば質の良い野菜がリーズナブルにお客さまにお届けできる、そしてFUjiYAにはそれができる可能性がある!と、あの頃はお金という欲で汗を流していた私ですが、令和のこれからは地元長居の皆さんに喜んでもらいたい、そんな欲で汗を流していければいいな…と、昔のことを思い出しながら考える元号発表の日でした。
コメントを残す