最近、音楽や長居で開催されるイベントの話題ばかりで、オーガニック野菜のお店らしいことを少しも書いてこなかったので(^_^;)久しぶりに真面目なお話しを少し…
今日のテーマは【油】
油は、ナタネやヒマワリ、オリーブなど油脂を多く含んだ原料を圧力をかけて絞ったり(圧搾法)、化学的に抽出(有機溶剤法)することで作られます。
一般的に、大量に安価で販売されている油は、徹底的に抽出しないと価格を下げれないので、ヘキサンという溶剤を油を抽出する原料に混ぜ、アルカリ精製・漂白・高熱処理・脱臭などの工程を経て、化学的に油を製造します。そうして抽出された油は、有効成分のほとんどを複雑な行程の中で失われ、その代わり(?)に、活性酸素やトランス脂肪酸を発生しています。化学的な抽出は、溶剤や薬品が油に残るとの指摘がありますが、何より1番の問題が、このトランス脂肪酸だと言われています。
トランス脂肪酸は、ホルモン系、自律神経系、免疫系など人体への影響が確認されています。WHOのレポートでは動脈硬化や心臓病との強い関連も報告され、先進国ではトランス酸を多く含むマーガリンやショートニング、植物油などが禁止されたり、発売禁止基準が定めらています。
マーガリンやショートニング、スナック菓子にクッキー、ケーキ、ポテトフライ、 その他揚げ物や天ぷら、フライ…etc
安価な油はとても魅力的ですし、これら全てを否定し、絶対に食べないゾ!というのも今の日本では非常に難しいと思います。なので、この機会にトランス脂肪酸のリスクを知っていただき、知った上で上手に口にしていただければと思い今日のブログにしました。
うちはウチ食だけでなく外食もよくするので、せめて家で料理を作る時は安心して口にできるカホクの「菜たねサラダ畑」を使うようにしています。カホクの「菜たねサラダ畑」は圧搾法、一番しぼりでクセがなく、価格も比較的リーズナブルなのでオススメです。もちろん遺伝子組み換えの心配もありません。
遺伝子組み換え・・・
これについて書くとまた長くなりそうなので、次の機会にしたいと思います(^_-)
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