日曜日の早朝5時、高野山奥之院に到着。
気温は21度。
朝起きた時の大阪は30度近くあったのでとっても涼しいです。
無宗教な私ですが、1年に1~2回高野山の奥之院に訪れます。
観光客が少ない朝の奥之院って厳かな空気に包まれていて好きなんです。
深く深呼吸をすると身体にたまった毒素が抜けるというか、心が浄化される感じがなんとも気持ちがよく10年ほど通っています。
6時からの灯篭堂での朝のお勤めに、熱心にお経を唱える信者さんたちに混ざり私たちも参加。そして、お勤めが終わってからもいつものように最奥部の座れる場所でゆるーく瞑想をしていると(ボケーっとしているとw)、お勤めの時に一般席に座っていた私の横でお経を唱えていた小柄なお坊さんに話かけられ、これをあげますと持っていた染筆(筆で書画を書いたもの)を私の手に渡し、スーっとその場を立ち去られました。
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そもそも染筆という言葉も知らない私。
手渡されたものが何なのか?知らない人から〈何か〉もらったけどどうしたものか・・・と、突然のことに現状を把握できていない私に、近くでその様子を見ていた熱心な信者の方が教えてくれました。
どうやらそのお坊さんは、数いる高野山の僧侶の中の最高位の方だったようで、何を基準にしているのかわかりませんが、時折、書をしたためて思う人に渡しているそうです。その方が言うには位の高い僧侶が書いた染筆は非常に貴重で価値があるものらしく、決して売ったりせず大切に保管して家宝にしくださいということでした。
包みの中の紙に筆で書かれていた言葉は
『南無大師遍照金剛』
なぜこの染筆が私の手元にきたのか。
きっと何か理由があるのでしょうね・・・
出逢いとつながり
WONDERFUL ORGANIC !!
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