今日はお盆休みで家でゆっくり過ごしている方も多いのでは?
そこで今回は、お盆にぴったりの、ちょっと変わった幽霊映画を紹介します。
タイトルは 『ハロー!?ゴースト』。
この作品は、
- 第25回福岡アジア映画祭2011でグランプリ受賞
- スイス・ヌシャテル国際ファンタスティック映画祭で最優秀アジア映画賞受賞
など、海外映画祭でも高い評価を得た韓国映画です。
物語の主人公は、一人で生きることに疲れ、何度も自殺を試みるも毎回失敗してしまう男・サンマン。
ある日、病院のベッドで目を覚ますと、目の前に4人の幽霊が現れ、彼に取り憑いてしまいます。
その幽霊たちはちょっと普通と違っていて――
- ヘビースモーカーのおじさん
- 泣いてばかりの女性
- エロじじい
- 食いしん坊の男の子
霊媒師に助けを求めると「それぞれがこの世でやり残した願い事を叶えてあげなくては離れない」と言われる。
仕方なく、サンマンは4人の幽霊の願いを叶えていくことになりますが……。
正直なところ、この映画は中盤まではかなりくだらなく、「もしかしてハズレ映画?」「B級どころかC級では?」と思わせるようなグダグダ感もあります。
ですが、ここをぐっと我慢して一つ一つのシーンを見逃さずに観ていると、終盤の20分で一気に物語に引き込まれること間違いなし。
韓国映画『猟奇的な彼女』のように、最初はくだらなく感じても最後には大きく盛り上がる展開。
エロやグロはなく、コメディー要素もたっぷりなので、家族みんなで楽しめる――お盆にぴったりのゴースト映画です。
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