漢方の風邪薬 葛根湯

自然栽培 オーガニック
昨日は風邪っぽい症状が出ていたので、葛根湯を飲んで軽く食事をして早めに暖かい布団で熟睡すると、朝にはすっかり治っていました。やっぱり風邪のひきはじめは葛根湯!ですね。それにしてもこの時期、油断も隙もありません(゚o゚;;

こんなに良く効く葛根湯ですが、以外と飲み方など知られていません。こんなことを書いている私もあまり知らなかったので、今日はここに忘れないようにメモしておきます。
【どんな時にいいの?】
・ゾクゾクっと寒気がする
・頭が重くてだるい
・首や肩にこりがある
・鼻がムズムズしてくしゃみがでる
風邪を引くと布団で寝て体を暖かくして、汗をかいて治すということをしますが、葛根湯は基本的にそれを後押ししてくれる薬になります。
【飲むタイミングが大切!】
葛根湯は「体を温めて病気を発散させて治す」薬。なので、すでに汗がたくさん出てるのに使うと、多量の発汗が原因で下痢や筋肉の痙攣になるので注意が必要です。
①まだ汗をかいていない。②比較的体力が残っている風邪の引きはじめ。に葛根湯はよく効きます。
反対に、すでに熱が出ている状態や、喉が痛む状態になってしまっている、また、汗がたくさん出ている状態には上記の理由で葛根湯は向かず、効果もあまり期待できません。
【飲み方】
葛根湯をはじめ、漢方薬の飲み方は基本的に食前、食間に飲むとされています。
通常「薬」というと、胃を保護する目的で食後に飲用することが多いですが、漢方薬の場合は逆。食事とともに消化吸収されることで効能がよりよく発揮できます。
食前 ー 食事の30分前が目安
食間 ー 食後2時間後が目安
空腹時の方が吸収されやすく効果が期待できる
【市販品と医療用との違い】
ドラッグストアで売っている市販用と、病院で処方される医療用のもの。原材料は同じですが成分の濃度が違っていて、医療用の方が濃い成分で効きも良いらしい。もし市販用を使うなら2〜3時間ごとに飲み足しをしながら布団でしっかり汗を流すのが良い。と、調剤をされているFUjiYAのおお客さまから教えていただきました。ただこれはあくまでも参考までに、基本はパッケージに書いている服用方法をご覧ください⚠️
【葛根湯以外の風邪に効く漢方薬は?】
風邪の症状がしっかりと出ている場合は、葛根湯以外にも
・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)… 水分を乾かす薬で、鼻水やくしゃみが続くときに有効
・麦門冬湯(ばくもんどうとう)… 乾きを潤す薬で、咳などが続くときに有効
が有名で、葛根湯と同じくドラッグストアでも購入ができます。
副作用が少なく、体への負担が少ない漢方薬。
効果的に使い、今年の風邪対策に利用していただければと思います(^_−)−☆

自然栽培 オーガニック

大阪 産地直送のオーガニック野菜の店
FUjiYA – 冨士屋(ふじや)

〒558-0004
大阪市住吉区 長居東3丁目 7-5 1F
※大阪メトロ 御堂筋線 長居駅④出口 徒歩5分
E-Mail:info@organic-fujiya.com
ご質問やご相談などはこちらからお問い合わせください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

店主が生まれ育った大阪長居の街で、土壌や環境に優しい有機や無農薬などで栽培された野菜を販売しています。地元関西の農家さんを中心に全国から集まる、個性あふれるエネルギッシュな野菜を、収穫したての鮮度でお届けしています。