ジカ熱について

ブラジルのジカ熱対策
中南米を中心に流行している感染症「ジカ熱」。
妊婦が感染すると、先天的に脳の発育が不十分な「小頭症」の新生児が生まれる恐れがあるとして、世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言しました。
直熱?時価熱?自火熱?ジカ熱??
今日は最近よく耳にする「ジカ熱」について調べてみました。

1947年、アフリカ中部ウガンダの森林(ジカ森)で、ウイルスに感染したサルが確認され、その地名にちなんで「ジカウイルス」と命名されました。
これまではアフリカからアジアにかけての赤道付近の限られた緯度の範囲で観戦が確認されていたジカウイルスですが、今年に入り、ブラジルを中心に中南米各地で大流行しています。
ブラジルのリオでは、今日から世界最大のお祭りの1つリオのカーニバルが、そして8月にはオリンピックが開催され、大勢の日本人の渡航が予想されていますが、渡航した人が日本にウイルスを持ち込むことによる、日本でのジカ熱の大流行が心配されています。
では実際にジカウイルスに感染するとどうなるのでしょか?
具体的な症状としては、微熱、頭痛、関節痛などが報告されており、発熱だとデング熱より症状は軽く、2〜7日で治るため、感染しても4人に3人は感染自体に気付かないほどだと言われています。
2016年2月現在、日本国内での感染症例はまだありませんが、ウイルスを媒介する「蚊」(ヒトスジシマカ)は、日本のほとんどの地域でみられ、蚊の活動期(5月中旬~10月下旬頃)にウイルスが日本に持ち込まれると、大流行になる恐れがあります。
今のところ、重症化や死亡例の報告はまだありませんが、ジカウイルスに有効な薬剤やワクチンは未だなく、対処としては安静にするのみ。
妊婦の小頭症が疑われているため、ウイルスが流行している数カ国では、6か月〜1年間は妊娠を避けるよう勧告が出ており、中絶が厳しく制限されるカトリック教徒が世界で最も多いブラジルでは、ジカウイルスに感染した妊婦の中絶の是非をめぐる大問題になっています。
まだまだわからない部分が多いジカウイルスとジカ熱。
大阪長居のオーガニック野菜の店FUjiYAでは、
今後も引き続き情報を集めていきたいと思います。
ジカウイルス感染ルート

ブラジルのジカ熱対策

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